コンクールから見えるもの
こんにちは
またまたコンクールについてのお話しです。
先日は審査のお手伝いをしてきました。
音楽大学の先生などに混ざり、、、大変恐縮ではありましたが、
でも私なりに感じたことを評価させて頂きました。
小さいお子さんの部でしたので、
まずは出ることを決意し、課題曲をこの日までに一生懸命に練習し、
しかも暗譜演奏を大きな舞台で、みなさんの前で、最後まで演奏するだけで立派!!!
できることならみなさんに満点を差し上げたいのは本当に正直な気持ちです。
音楽は再現芸術とも言われ、特にコンクールは課題曲が決まっているので、
その作曲家の意図を汲み取って表現する作業も必要になってくるのですが、、、
小さい子の場合、自然と自己表現こちらがありありと見えてきますね。
とても面白く感じたのは、審査させていただいているお子さんたちは
地域も違いますし、全く知らない方々です。
もちろんお話しもしたことありません。
なのに、この子はこんな性格だろうなぁと
弾き方・音色・ステージマナーで想像できてしまうんです。
あくまでも想像なので、実際とは異なっているかもしれませんが、
良くも悪くも、たった数分で個々の個性が現れるんです。
ピアノは横向きで表情も見えづらく、言葉も発していないのに、、、です。
やはり音楽って自己表現のツールだなあと、
改めて興味深く感じた一日でした。
ちなみに、演奏する方もそれぞれであるように、
審査する側も人間それぞれです。
同じ演奏に高い点数を付ける先生と低い点数を付ける先生が必ずいらっしゃいます!!
くれぐれも、そのことを忘れずに、挑戦なさってくださいね!
保護者の方にもぜひ、そのことは覚えておいていただきたいです!!!
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